また久しぶりになってしまった。
昔はもっと筆まめで、毎日のようにブログも書いていたのに。年をとると、何事もメンドーになる。
山中企画としては、去年11月に出した『エド山口に訊く!』と今年の夏に相次いで出した中野区議・井関くんの本と、沼田市議・今成さんの本が続けて売れ行き不調。いや、まだ諦めてはいないものの、このままの状態では、正直、資金的に厳しい。かといって、「これなら売れる」どころか、「これなら、まあ損はない」本の企画さえなかなか思い浮かばない。しかし、もうすぐ70で、本作る以外に、特にやりたいこともないしなァ。ボランティアなんてやりたくもないし、今からアルバイトで働くのもメンドー。だいたい人間関係がうっとうしい。趣味に生きるったって、そんなに熱中する趣味もない。
とはいえ、損する本ばかり続いたら、金銭的に追い詰められていくばかり。どうしたもんかね。「ひきこもり老人」になるほど開き直れそうもないし、あと何年になるかわからない「余生」をどう生きたらいいのか。
来年、順当に行くと2005年からずっと続けていた『ちょっと昭和なヤングたち』というライブが100回になる。まあ、それで100回に向けて本でも出したいなと思い、昔の、このブログ「お笑いライヴを行く」を見直してみた。さすがに始めたばっかりのころは、このブログも本当にお笑いライブについての記事が多かったのと、案外、精力的に活動していたのに驚く。50代とかいっても、まだ若かったんだな。それにコメントなんかもそこそこあって、今よりちょっとは発信力もあったのかもしれない。
まあ別に、頑張って昔の若さを取り戻したい、とかは思わない。気力、体力、知力とも、衰えてるのは当たり前なんで、それに合わせてやっていくしかない。ただ、『ちょっと昭和なヤングたち』は、ライフワークというほど大げさではないにせよ、自分なりに愛着は深く、人生の中でも大事なものの一つにはなっている。ろくに宣伝もせず、ダラダラとやっては来たけどね。
100回を迎えるにあたって、普段よりほんの少しは頑張ってみたいと思ってる。
せっかくなので、今度、やろうと思っているお笑いライブのことを書いておく。
『なつかしの おカルト芸人ライブ』
3月21日(木)午後7時開演 ミニホール新宿Fu−
「おカルト芸人」と何かといえば、いわゆる落語やシャベクリ漫才、テレビでよく見られるコントなどのような「正統派」のお笑いではなく、どこか「邪道」というか、「異端」というか、脇道に逸れちゃった匂いを感じさせる芸人のこと。売れてる芸人だと江頭2:50とかがそれにあたる。だが、もちろん江頭は呼べないわけで、今回来てもらうのは30年以上、そうした芸風を貫いていて、しかも「売れている」状態にはない面々。「なつかしの」としたのは、だからその長いキャリアに敬意を評した意味合いもある。
という以上に、私が一方的に、そんな「おカルト芸人」さんたちに親近感を抱いているのも確かなのだ。自分自身でいうなら、30年以上もせっせと本を作り続け、しかも内容はマイナーなものが多くて、ぜんぜん売れない。こんな現状は、いわば「出版界のおカルト芸人」みたいなもの。よく売れなかったのにやめなかったな、という気持ちもどこかにある。こんな、「みんな、ここまでよくやったよ」の気持ちを「おカルト芸人」さんたちと久しぶりに会って共感し合いたかったのかな。「ネタ」以上に、その一人一人の「人生」を味わいたかったというか。
キャッチコピーは「誰に頼まれたわけでもないのに、あの「伝説の芸人」たちが帰って来た!」
で、思い付きで開催を決め、10組近い皆さんに出演交渉をして、今回は5組から出演OKの返事をもらった。出演NGだった人の中には「もうその日は予定が入っている」「一般人になったんで、もう舞台には立たない」という理由のほか、何度電話してもつながらなかったり、そもそもかけてる電話番号が昔のもので、今は変わっちゃったのか判別できないケースもあった。
果たしてどんなライブになるのか? 何よりお客さんがどれだけ来るのか? まったく予測できない。上演時間も1時間半くらいを予定しているのだが、ネタが短い人も多いため、30〜40分で終わっちゃうかもしれない。そうなったら、みんなで集団トークしてもらって、もう少し時間をのばすしかない。やるだけ無駄か? 楽しかったとふり返れるか? わからない。だから面白い。
出演者の皆さんについては、あとで改めてごく簡単に紹介しておく。
ブログを再開するつもりで書き出したのに、またしばらく忘れてしまった。年とともに怠け癖がひどくなっている。
せっかくなので、今度、やろうと思っているお笑いライブのことを書いておく。
『なつかしの おカルト芸人ライブ』
3月21日(木)午後7時開演 ミニホール新宿Fu−
「おカルト芸人」と何かといえば、いわゆる落語やシャベクリ漫才、テレビでよく見られるコントなどのような「正統派」のお笑いではなく、どこか「邪道」というか、「異端」というか、脇道に逸れちゃった匂いを感じさせる芸人のこと。売れてる芸人だと江頭2:50とかがそれにあたる。だが、もちろん江頭は呼べないわけで、今回来てもらうのは30年以上、そうした芸風を貫いていて、しかも「売れている」状態にはない面々。「なつかしの」としたのは、だからその長いキャリアに敬意を評した意味合いもある。
という以上に、私が一方的に、そんな「おカルト芸人」たちに親近感を抱いているのも確かなのだ。自分自身でいうなら、30年以上もせっせと本を作り続け、しかも内容はマイナーなものが多くて、ぜんぜん売れない。こんな現状は、いわば「出版界のおカルト芸人」みたいなもの。よく売れなかったのにやめなかったな、という気持ちもどこかにある。こんな、「みんな、ここまでよくやったよ」の気持ちを「おカルト芸人」さんたちと久しぶりに会って共感し合いたかったのかな、
で、思い付きで開催を決め、10組近い皆さんに出演交渉をして、今回は5組から出演OKの返事をもらった。出演NGだった人の中には「もう予定が入っている」「一般人になったんで、もう舞台には立たない」という理由のほか、何度電話してつながらなかったり、そもそもかけてる電話番号が昔のもので、今は変わっちゃったのか判別できないケースもあった。
果たしてどんなライブになるのか? そもそもお客さんが来るのか? まったく予測できない。上演時間も1時間半くらいを予定しているのだが、ネタが短い人も多いため、30〜40分で終わっちゃうかもしれない。
出演者の皆さんについては、あとで改めてごく簡単に紹介する。
もう最近、山中企画というか私は、ライブとしては「ちょっと昭和なヤングたち」しかやっていない。
ただ、突然思いついて、ちょっと違うライブもやってみようと思った。それが「なつかしの おカルト芸人ライブ」。
昔、私のやったライブに出てもらった、やや邪道芸系の芸人さん達を集めてみたいと考えたのだ。要するに、その人
たちとまた「再会」したいと。
さっそくすぐ場所は借りた。昭和ライブもやってる新宿Fu-。日も3月21日。で、出演交渉だが、今のところげんしじん、
GO! ヒロミ'44、ギブ大久保、へらちょんぺ、原田17才には出演OKをもらったが、元気いいぞうは地方に行ってるから
ムリ、といわれ、コンタ・キンテは、「もう僕は一般人になりました」と断られ、鳥肌実は、依頼する前に、すでにその日
ライブの予定が入っているのを知る。知らなかったけど、鳥肌実って、今でもけっこう「売れっ子」なんだな。
あと、汗かきジジイにも来てもらいたかったのだが、連絡先がわからず。
集客はあまり期待してない。みんなどうしているかを見ておきたいのだ。まだ一人か二人、出演者が増えるかもしれない。
例年通り、東京・文京区の根津神社に初詣。根津神社はかつて住んでいた場所から徒歩3〜4分くらいで、子供時代の遊び場だったところ。雨もパラついていたためか人出は去年の半分くらいか。
おみくじは「吉」。よくもなく悪くもなく、まあまあの一年になる、ということか。
子供の頃よく食べた『芋甚』のアイスクリームでも食べたいと寄ってみたら、なんと11日までお休みとか。そんなに長く休んでいて経営は大丈夫なのだろうか、とは余計なお世話。